大学生のための新歓のコツ!<話題・注意点など>
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新歓の極意
新歓…。それは戦争である。
春から大学生!という方々を、サークル・部活にいかに勧誘するか。
この命題を目の前にした時、飲み会会場は戦場になり、我々は言葉のみを武器に、丸腰で戦場へ強制送還される戦士となる。
…と、大層なことを言ってみるが、理解して頂けるだろうか、平々凡々な人間が新入生を楽しませなければ入れなければ(まずは話を続けなければ)、という使命感で新歓に臨むとこのような心境になってしまうのだ。
そこで今回は、卒業を目前にしていまだに新歓現役の私が、長年培った新歓の極意を書き残しておこうと思う。
新歓の基本
新歓は団体戦。
たとえ話がつづけられなくても、合わなくても、基本あなたのせいではありません。1つの新歓を引きずって気に病まないように。
また、無理に盛り上げようとすると相手は勘づくもの。あなたの仕事はスムーズに話を続け、可能であれば盛り上げることであって、空気を読むのが大事です。
最終目標は新入生に自分のサークル・部活を選んでもらうことなので、普段の雰囲気を大切にしましょう。
新入生は神様!
おもてなしの心が大切です。
新入生はほとんどが高校を卒業してまだ社会のマナーを知らない子たちばかり。
多少の無礼や距離感の違いは大きな心で受け入れて、新入生にひたすら気持ちよく過ごしてもらいましょう。社会のマナーを教えてあげるのはそれからです。
ただし、あまりにもぶっとんでおり、もはや勧誘を諦めるのであれば、そっとおもてなしをやめるのも致し方無いでしょう。
しかし、あなたが新入生に懐疑心を抱かせた時点で入ってくれることは絶望的なので、責任を持ってしっかり考えた上で行いましょう。
話の持っていき方
団体はどこかしらに共通点がある人達が集まってできるもの。
あくまでも普段の、自然な雰囲気を大切にしましょう。
しかしその上で、初対面の人と会って話をするわけなので、やはり話を続け、少しでも新入生に心地いい環境を作る努力が必要です。
①新入生を気遣う
会話はいつも自己紹介などから始まると思いますが、会話の節々に新入生を気遣うフレーズを入れましょう。
これにより、会話が長くなるだけでなく、あなたや部の印象upに繋がります。
ex.)「(大学のイベント)お疲れ様。色々初めてで疲れたんじゃない?」「(トイレ・友達・時間・場所・行き方など新入生が気になりそうなあらゆること)大丈夫?」など
②会話の基本は新入生(+自分の団体)
会話の主体は新入生のことを中心に、新入生自身に話してもらいましょう。
すると話題を考えやすくなったり、新入生の性格・志向がわかり、話を繋げやすくなります。
大学の新歓ではプライベートなことも聞いてしまいがちですが、相手の様子を見ながら慎重に!特に容姿や服装などはネタになりそうでも控えた方が賢明です。
そして、会話の節々に、嫌味にならない程度の新入生の誉め言葉をちりばめましょう。
③会話は ライト→ヘビー かつ Yes/Noクエスチョンよりオープンクエスチョン
会話は例えば天気や直近のイベントのことなど、誰にでも当てはまるようなライトな話題から、会話を少し掘り下げて個人的なことなどヘビーな内容を聞いていきましょう。
時間がたっぷりあるのにいきなり個人的なことなどを聞くと話題の尽きる原因になりかねません。
また、新入生主体でしゃべってもらうため、会話は相手が何とでも答えられるようなオープンクエスチョンで繋ぎましょう。ところどころでYes/Noクエスチョンなどを挟むと相手の話をしっかり聞いている印象を与えることができます。
ex.)「〇〇行った?→何か気になるものあった?」「どうしてこの大学にしたの?→英語が得意なの?」など
④会話に困ったら周りに頼る
会話に困ることがあれば、積極的に周りに頼りましょう。
例えば自分の仲間に話していた新入生の話を振ったり、サークルや部の思い出話を新入生と共有したりするのもよいでしょう。
また、新入生同士を交流させるのも1つの手です。同じ学部の子、同じ出身の子、など何かしら共通点を見つけて紹介し、友達作りのきっかけという口実で新たな話題を作り出せます。ただし、必ずすぐ自分に戻ってくるので、少し手の離れた隙に次の話題を考えておきます。
ex.)「(仲間)さん、(新入生)さんは高校で○○部だったらしいですよ!」「(仲間)ちゃんも○○好きだよねぇ」「○○行ったことあるんだ~、私達も行ったよね?○○が面白かったよね~」「あの子と同じ学科だね。一緒になったことある?これからよく一緒になるかもしれないよ。」
⑤目標を失わない
これが一番大切です。
結局私達は新入生に純水に楽しんでもらいたいわけではなく、そのサークル・部を気に入って、入ってほしいのです。
もし、経験者など、入ってほしい子がいたら、どうしたら入ってくれそうか、入るにあたって何を気にしているのか、などをさりげなく聞き出して、それをカバーするような話を選んで話さなければなりません。
また、マネージャーがほしい、とりあえず数を集めたい・初心者でも歓迎、といった場合は、彼らが何を求めているのか・気にしているのか、を察知しつつ、それを満たすような対応をして、最終的には話をサークル・部に結びつけることが大切です。楽しんでもらうなり、絆を深めるなりして、「君がこのサークル・部に欲しい」、と、はっきりアピールするのがいいでしょう。
ex.)「○○してたんだ、大学でもやってみない?」「お金が気になるのかぁ。→たくさんおごってもらえるよ! / バイトと勉強を両立している先輩がたくさんいるよ!」「大学では何をしようと思ってるの?(自分のサークル・部の活動内容)はおすすめだよ!」
おわりに
そして、上記全てを意識していても、うまくいったりいかなかったりするのが新歓です。
とりあえず、新入生を楽しませるおもてなしの心を忘れずに、一緒にあなた自身も楽しめるような時間を過ごせたらいいのかもしれませんね。
新歓に正解はありません。頑張りすぎて無理のないように。